「よく泣くし、泣きやまない」「一生懸命作った食事を食べてくれない」「ほかの子にできることがうちの子にはできない」「誰も手伝ってくれず孤独だ」など、子育てに不安や悩みはつきものです。しかし、こうしたストレスが児童虐待の原因となってしまうことがあります。
そうなる前に、思い切ってSOSを出してください。
三芳町では、こども家庭なんでも相談・子育て相談などの相談機関がありますので、ぜひ相談してください。
あなたの温かいまなざしが、親子の笑顔を守ります。
児童虐待の要因の1つに、子育て中の保護者の孤立感があります。
子育てに奮闘するお母さん、お父さんをみんなで優しくサポートしましょう。
たとえば次のようなちょっとした行動が、子育て中の保護者の心の支えになることもあります。
児童虐待とは、親(または保護者)によって子どもに加えられた行為(不行為)です。子どもの心身を傷つけ、健やかな成長・発達を損なう行為(不行為)です。
たとえ親の愛情から行われた「しつけ」であっても、子どもにとって有害であれば、それは虐待であると言えます。
虐待のタイプは(1)身体的虐待 (2)ネグレクト (3)心理的虐待 (4)性的虐待 の4つに分類されるのが一般的です。実際のケースは複数のタイプが混在していることもあります。
子どもの身体に打撲傷、あざ、やけどなどの外傷が生じ、または生じるおそれのある暴行を加えるなど
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、保護者以外の同居人による虐待を放置することなど
言葉による脅かし、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前で配偶者やそのほかの家族などに対し暴力をふるうなど
子どもに性交渉、性行為を強要する、性器や性交渉を見せる、ポルノグラフィーの被写体などに子どもを強要するなど
児童虐待の早期発見・再発防止には地域の協力が必要です。
ちょっとした「目くばり」「気くばり」で、子どもを虐待から救えます。子どもからのサインを見落としていませんか。
「虐待を受けたと思われる子ども」を見つけたときには、ためらわずに、すぐにこども支援課や川越児童相談所などに連絡してください。
「あなた」からの連絡が、子どもを虐待から守る大きな一歩となります。
連絡先:子ども虐待相談・通告
町では、子どもを虐待から守るために、子どもに関係するさまざまな機関(福祉・保健医療・教育・警察など)で構成される「三芳町子どもを守る地域ネットワーク協議会」を設置し、虐待を受けた子どもに限らず、要支援が必要な家庭を応援しています。
町では、毎年11月の虐待防止推進月間にオレンジリボンを無料で配布しています。必要な方はこども支援課まで連絡ください。
オレンジリボン運動