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がん検診について

町のがん検診は、厚生労働省の定める「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき実施しています。

種類 検査項目 対象者 受診間隔
胃がん検診 問診に加え、胃部エックス線検査又は胃内視鏡検査のいずれか 50歳以上
※当分の間、胃部エックス線検査については40歳以上に対し実施可
2年に1回
※当分の間、胃部エックス線検査については年1回実施可
大腸がん検診 問診及び便潜血検査 40歳以上 年1回
肺がん検診 質問(問診)、胸部エックス線検査及び喀痰細胞診 40歳以上 年1回
乳がん検診 問診及び乳房エックス線検査(マンモグラフィ)
※視診、触診は推奨しない
40歳以上 2年に1回
子宮頸がん検診 問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診 20歳以上 2年に1回

 

胃がん検診

胃部エックス線検査

発泡剤(胃をふくらませる薬)とバリウム(造影剤)を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。胃部エックス線検査の放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。


胃内視鏡検査

口または鼻から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を観察する検査です。検査時に疑わしい部位が見つかれば、そのまま生検(組織を採取する)を行う場合もあります。

大腸がん検診

便潜血検査

2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査です。通常は微量で目には見えませんが、がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内に出血することがあり、その血液を検出する検査です。

肺がん検診

胸部エックス線検査

胸のエックス線撮影を行う検査です。全体を写すため、大きく息を吸い込んでしばらく止めて撮影します。胸部エックス線検査の放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。


喀痰細胞診(痰の検査)

対象者は50歳以上、喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人に推奨されます。現在喫煙されている方だけではなく、過去に喫煙していた方も対象になります。3日間起床時に痰をとり、専用の容器に入れて提出し、痰に含まれる細胞を調べます。

乳がん検診

マンモグラフィ検査

乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影することで、小さいしこりや石灰化を見つける検査です。乳房が圧迫されるため痛みを感じることもありますが、圧迫時間は数十秒ほどです。また、放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。


子宮頸がん検診

細胞診

細胞診は、子宮頸部(子宮の入り口)を先にブラシのついた専用の器具で擦って細胞を取り、異常な細胞を顕微鏡で調べる検査です。

月経(生理)中は避けて検診を受けてください。