ホーム > 観光情報ページ > 町のキラリ > 町長の事業所訪問 > 第2回 町長のまち・ひと・しごと魅力発見!『事業所訪問』(千代田鋳造株式会社)
町長の事業所訪問第11回目は、平成28年12月19日(月)に、竹間沢にある「千代田鋳造株式会社」を訪問しました。当日は、商工会山田会長も同席していただき、代表取締役社長の畑様をはじめ多くの方から直接お話しを伺いました。
千代田鋳造株式会社は、昭和28年10月に創立され、トラックエンジン部品、消防ポンプ部品等のアルミニウム鋳造の製造・販売を行っています。
昭和40年に関連会社「日高ダイキャスト工業株式会社」を設立し、昭和43年7月に三芳町に工場が移転してから、現在まで“芸術的ものづくりと先進的ものづくりをを融合させる千日グループ(千代田鋳造株式会社+日高ダイキャスト工業株式会社)として、小物から大物、試作から量産まで様々なニーズに対応しています。
三芳町に工場を置く「千代田鋳造株式会社」では、小物から大物までの製品を精密かつ素早く、また多種にわたり生産することのできる『砂型鋳造』を採用しています。
砂型鋳造とは、溶かした金属を砂で作った型に流し込んで製品を作る製法です。
見学の前に、畑取締役工場長補佐に会社概要を説明していただきました。
実際に工場内で『砂型』を見学しました。
砂で作った型に金属を流し込むため、あらゆる形状の製品に向いています。
砂型を実際に触らせていただきましたが、細かく繊細な砂がぎっしり固まり、焼き物のような感触でした。
『砂型』を作る工程を見学しました。
素早くていねいな作業により砂型が形作られていきます。
作った『砂型』に溶かした金属を流し込みます。
危険な作業のため離れたところから見学させていただきましたが、真冬にも関わらず熱気が伝わってきました。
社員の方々が声を掛け合い作業している様子が印象的でした。
『砂型』を形作るための「木型」を製造する工程を見学しました。
製品を形作る基盤となる工程です。
こちらも、素早くていねいな作業が行われていました。
金属を溶かす炉を見学しました。
近づくだけで顔がじりじりと焼けるような熱さでした。
夏場は体感温度が42度を超えることもあるそうです。
精密な技術だけでなく、社員の方々のキラリと光る“職人技”により、三芳町の工業が支えられていることを感じました。
左から 横山秘書広報室長、村上商工会事務局参与、
佐久間観光産業課長、畑代表取締役社長、
河井商工会事務局長、山田商工会会長、林町長、
中嶋取締役工場長、松本取締役総務部長、
畑取締役工場長補佐
現在55名ほどの社員が働いている千代田鋳造株式会社には、若い社員の方も数多くいました。工場内では、素早くていねいな作業が行われているなか、声掛けがされているなどとてもよい雰囲気で仕事をされている姿が印象的でした。
また、重筋作業からの解放のため「ラクラクハンド」を工場に導入したことなどをご説明いただき、会社の努力を感じることもできました。
“真面目に一生懸命”な皆さんの姿から、力強いエネルギーをいただきました。
これからも、ますますの発展をご祈念申し上げます。
観光産業課/商工観光担当
電話:049-258-0019(内線:214・215) / FAX:049-274-1013
メールフォームによるお問い合わせ