ホーム > 観光情報ページ > 町のキラリ > 町長の事業所訪問 > 第5回 町のキラリ企業紹介『町長の事業所訪問』(リコ・スタイル株式会社)
町内には、知られてはいませんが「キラリ」と光る事業所が多く存在します。そんな事業所を町長自ら訪問して、事業所概要や今後の展望等を拝聴し、それを町民に紹介する「町のキラリ企業紹介『町長の事業所訪問』」を実施しました。
左から町長・小笠原岩社長・小笠原岩城専務 |
第5回目は、10月3日(木)に北永井にある「リコ・スタイル株式会社」を訪問しました。当日は、商工会細沼会長、谷合副会長も同席していただき、小笠原岩代表取締役を始めとした方々より直接お話を伺いました。
リコ・スタイル(株)では、産業廃棄物の収集運搬並びに中間処理、再生砕石等の販売と運送業務を行っています。特にリサイクルに力を入れており、産業廃棄物のイメージが違う事にたいへん驚きました。
社訓 |
リコ・スタイル(株)は、昭和59年に建設業「株式会社新座土建」として発足し、昭和63年に社名を「株式会社小笠原土木工業」に変更後、平成7年に産業廃棄物処理業および収集運搬業の許可を取得し現在に至っております。
その後「地球環境保全」・「循環型社会構築」の必要性が高まる中、平成20年4月にISO14001を取得したことを機に、「リサイクル(Recycle)」と「エコロジー(ecology)」そして経済産業省の推進する「3R」をコンセプトとし、社名を「リコ・スタイル株式会社」と改め、更なる環境保全と社会貢献といった「奉仕の精神」を基本理念に取り組まれています。
製品ヤードの様子 |
建設工事等で排出されるがれき類(コンクリートおよびアスファルト廃材)をただのゴミではなく資源と考え、破砕処理して再生砕石を生産し、建材等の用途に出荷・販売をしています。
また、破砕処理を行う工場についても、粉塵や騒音に配慮した屋内工場を平成8年に設置しています。
屋内工場の様子 |
建設発生土の多くは、埋立処分がおこなわれているのが現状で、不秩序な堆積による自然破壊といった問題を考え、リコ・スタイル(株)では建設発生土をリサイクルし建設資材として再利用を可能にする改良土プラントを平成23年に設立されました。
リサイクル製品は敷地内に併設されている試験室において定期的な品質管理を徹底されています。
工場外周の高い樹木 |
リサイクル100%を目指し、地球環境の負荷軽減とその保全につながる事業活動の一環として、工場敷地の外周には、植樹をしています。やはり自然の維持管理には多大な経費が発生してしまいますが、小笠原社長は笑顔で「これは私のこだわりですから」と語っておられました。
会社の外観 |
今後もリサイクル・リュース・リデュースといったエコロジーに向けて一層の研究、努力を行っていき社会から信頼される企業を目指していくそうです。これからも産業廃棄物処理業者のリーダーとして、ますますのご発展をご祈念申し上げます。
観光産業課/商工観光担当
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