自転車防犯登録制度

自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律に基づき、都道府県ごとに公安委員会から指定された団体が、主に自転車の盗難防止と被害回復を目的に、その利用する自転車について、所有者情報の登録を行う制度です。罰則はありませんが、法律により登録が義務付けられています。

自転車防犯登録手続

自転車を購入した際は、その販売店(一部店舗を除く)で登録することができます。登録料として、600円(非課税)がかかり（平成30年1月1日から600円へ改定）、自転車の使用者の住所・名前が確認できる資料(運転免許証・身分証明書・学生証等)に基づき、登録カードに必要事項を記載していただき、販売店から埼玉県自転車防犯協会を通じて県警察まで送付されます。登録には、おおむね1か月程度の期間がかかります。防犯登録期間の有効期限は、登録年より8年間です。有効期限が切れた際は、近くの自転車販売店(一部店舗を除く)にてご相談ください。

他人から譲渡された場合

前の所有者から自転車本体と一緒に、譲渡証明書と防犯登録カード(所有者控)を受け取ってください。その後、自転車本体、譲渡証明書、防犯登録カード(所有者控)、身分証明書をお持ちの上、最寄りの自転車防犯登録取扱所(自転車販売店)にて防犯登録をつけることができます。※前所有者の防犯登録がついているもの、他都道府県の防犯登録がついているものは、埼玉県の防犯登録をつけることができません。前所有者の防犯登録が抹消されていないことが原因で新しい防犯登録が貼付できない等のトラブルについてのご相談が近年急増しているので注意しましょう。

自転車防犯登録手続(埼玉県警察)

自転車防犯登録について(埼玉県自転車防犯協会)