有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)

有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは？

ペルフルオロオクタンスルホン酸（PFOS）、ペルフルオロオクタン酸（PFOA）の略で、有機フッ素化合物の一つです。水をはじく性質と、油をはじく性質の両方の性質を持っていることから、泡消火剤や撥水剤、防汚剤等に広く利用されていました。

有機フッ素化合物（PFOS・PFOA）は、環境への残留性や生物への蓄積性などが問題視されています。

厚生労働省は、令和2年4月、有機フッ素化合物（PFOS・PFOA）を水質管理目標設定項目に追加して、公共用水域及び地下水における暫定目標値を1リットルあたり0.00005ミリグラム（PFOSとPFOAの合計値）に定めています。

三芳町内における取水井の水質検査結果

三芳町では、令和4年度から町内すべての取水井を対象に検査を実施しています。検査結果は、暫定目標値を下回っており、安全性を確認しています。

なお、検査は暫定目標値の10分の1の値（1リットル当たり0.000005ミリグラム）まで検査をできる精度で実施しています。

今後について

有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)については、引き続き検査を実施していきます。今後も水源及び水道水の水質監視を行い、安全で良質な水道水をお届けします。