町長の事業所訪問 有限会社古田土フルート工房(令和5年5月17日)
事業内容:フルートの製造販売
令和5年度第1回は、有限会社古田土フルート工房を訪問しました。
古田土フルート工房は、1985年に三芳町内で設立。
様々な大きさのフルートを、完全受注生産で古田土社長を含む職人4名が一つひとつていねいに作っています。
製造しているフルートは、ソプラノ、アルト、バス、コントラバス等様々な大きさのフルートです。
特に、低音が出る大きなコントラバスフルートは珍しく、大人の身長ほどの大きさのものもあり驚きました。
古田土社長は世界に先駆けて低音フルートを開発し、1991年には独自で開発した唄口の特許を取得しました。現在はその唄口が世界的に主流になっているそうです。
また、製造しているフルートの約3割は、アメリカやヨーロッパなどの海外から受注しており、世界からも高い評価を受けています。
工房内を見学させていただくと、細かい部品や工具がたくさん並んでいました。
多種類のフルートをオーダーメイドで作ることができるのは、社員の皆さんの技術力の高さと音楽へのこだわりがあるからこそだと感じました。
最後には、古田土社長と社員の皆さんが、フルートの演奏を披露してくださいました。
種類の違うフルートを使ってのアンサンブルは、フルートという同じ楽器だけでの演奏とは思えないほど豊かな音域と音の調和が素晴らしく、あらためて音楽の魅力を実感しました。
意見交換では、古田土社長から「三芳町はよいホールがあり、音楽をする上でよい環境である」と評価していただきました。
町では今後も芸術文化のまちづくりを推進し、四季を通して楽しめる様々な演奏会を、多くの町民の皆さんに楽しんでいただく機会を作っていきたいと思います。
※三芳町を中心とした近隣地域のフルート愛好家で結成された「フルートアンサンブルみよし」は、古田土フルート工房が後援、古田土社長も一緒に楽しんでいます。
毎年定期演奏会を開催しており、今年も10月15日(日)にコピスみよしにて開催予定です。
管の長さ30cmからまっすぐに伸ばすと4mにもなる様々なフルートが奏でる同族楽器のハーモニーを聴きに足を運んでみてはいかがでしょうか。
企業ホームページリンク(https://www.kotatoandfukushima.com/)
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