町長の事業所訪問　株式会社東ハト（令和6年8月2日）

令和6年度第2回は、株式会社東ハトを訪問しました。
キャラメルコーン等、日本中で長年愛されるお菓子を作っている会社です。
同社は1952年に設立し、1967年に三芳町に関東工場を竣工しました。

以前は各地の工場で製造していましたが、現在は約230アイテムある全商品の製造を関東工場に集約し、日本唯一の東ハト工場として稼働しています。

今回特別に工場内を見学させていただきました。

工場内では、50周年を迎えた1971年発売の「キャラメルコーン」や、1973年発売の「ポテコ」など、親しみあるお菓子の製造過程を見ることができました。
左の写真は、味付け前のキャラメルコーンです。工場全体がおいしそうなお菓子の香りに包まれていました。

工場内を見渡す限り、有名なお菓子ばかりで、こうした認知度の高いヒット商品を作り上げることができたのは、「最高の品質でユニークな価値ある製品を提供し、お客さまによい驚きと笑顔をもたらす存在になる。」という理念のもと、従業員一人ひとりの思いが形になっているのではないかと思いました。

同社では、2021年に第2スナック棟が竣工しており、フライヤー製品の売れ行きが好調であることから2025年7月には製造ラインを増設し、生産量を増やす計画をされています。 
また、商品人気は国内にとどまらず、現在では韓国、台湾、アメリカでも販売しているそうです。

意見交換では、伊東常務取締役より、働きやすい職場環境づくりにも力を入れており、より多くの方と美味しいお菓子を作りたいという思いをお話しいただきました。
日本中で愛されるお菓子がすべて三芳町で作られていることはたいへん誇らしいことです。みなさんもぜひ、お手に取ってみてはいかがでしょうか。