障がい者施設「太陽の家」の保護者会と三芳町手をつなぐ親の会の皆さんから「出前町長室」の御依頼があり1月24日(木曜日)役場会議室にて開催させていただきました。
保護者会と親の会は、障がい者のご家族で構成されており福祉施設等の支援、手作り品の販売、他市親の会との交流等を通じて会員相互の親睦と障がい者への理解の促進等を目的とした活動をされています。
さて、両会の親御さんから、「太陽の家周辺の環境について」様々なご意見を頂きました。太陽の家は町清掃工場に隣接し、周辺には産業廃棄物処理事業所が散在しトラックの通行が多く環境面や交通安全への不安があり、施設が街中から離れて気軽に太陽の家に行けないことが悩みというご意見です。
親御さんからは、不安を軽減するには太陽の家を街中に移転させることで環境面及び交通の心配が軽減され、また、多くの人との交流が生まれることにより障がい者への理解も深まるというご意見をいただきました。
その他、障がい者が気軽に受診できる医療機関の必要性や、震災時の対応への心配事などの意見が寄せられました。
私からは、現在、町公共施設の今後のありかたを検討しているワーキングチームの作成する基本方針の概要説明と、町内の環境問題、公共交通、震災時の対応、障がい者医療への対応について現状を説明させていただきました。
両会の親御さんからは、すこしでも障がい者が不安を軽減し安心して生活できるようにと、ご意見を多くいただく機会となり、有意義な出前町長室となりました。今回、頂いた貴重なご意見を障がい者福祉施策に活かしてまいりたいと考えております。