FAOのSAG委員であるホセ教授(バレンシア工科大学〔スペイン〕)と八木教授(東京大学)が世界農業遺産(GIAHS)に登録された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」視察のために来庁しました。
視察では、実践農家から農法の説明を受け、武蔵野地域の景観を見学しました。視察を終えたホセ教授は美しい景色に驚き、「三芳町は“Small is beautiful(小さなものこそ美しい) ”という概念の象徴で、GIAHSの理想的な実例である。将来のGIAHS認定のインスピレーションとして認められるべき。」と述べられ、高い評価をいただきました。
改めて、武蔵野の落ち葉堆肥農法を人類の重要な農業遺産として未来へ継承していくことが、私たちの使命であり責任であると強く思いました。
三芳町では、武蔵野台地の深層地下水を使用したペットボトル水の販売を開始しました。この地下水は適度なミネラルを含んでおり、飲みやすく非常に美味しいとご好評いただいています。
ラベルデザインは、世界農業遺産が受け継がれる武蔵野台地の地下深くゆっくりろ過された深層地下水をイメージし、三芳町キャラクターみらいくん(水の妖精)が一役買っています。
6月14日(金)から販売開始しており、限定900本で在庫がなくなり次第、販売終了となりますので、お早めにお求めください。
昨年、武蔵野落ち葉堆肥農法は、韓国河東郡「セムジンガンのシジミ伝統的な漁業」とともに世界農業遺産に同時認定されました。
このような経緯から、河東郡長からセムジンガン文化シジミ祭りの開幕式に招待され、協議会会長として参加し、郡長への表敬訪問をはじめ関係者と意見交換を行いました。
今回の表敬訪問により、認定地域同士の情報交換、交流の大切さを強く感じました。農業遺産をはじめ茶業交流、文化、行政、青少年交流など、今後の交流のあり方についてもご提案いただきました。
町としては、引き続き住民の国際理解や国際感覚の醸成を図るため、より一層活発な国際交流活動に取り組んでまいります。
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