現在位置ホーム > 町政情報 > 都市計画・まちづくり・みどり > 「ナラ枯れ」被害の発生
町内の山林でナラ類(クヌギ・コナラ)等の広葉樹が、7月頃から9月頃にかけて紅葉したように赤茶色に変色し、樹木が枯死する「ナラ枯れ」の被害が発生しています。
カシノナガキクイムシという虫がナラ類等の樹木(主に樹齢が長い古木)に穿孔し繁殖します。このときに持ち込んだナラ菌(カビの一種)が樹木内部で媒介され、道管が目詰まりし通水障害をおこすためナラ枯れが発生します。
体長4.5~5ミリほどの黒っぽい円柱型の昆虫で、6~7月頃に飛来して樹木に穿孔し産卵します。
この時に出されるフラス(木くず)に含まれる集合フェロモンによってカシノナガキクイムシが集まり、木の根元付近に大量なフラスが排出されるようになります。羽化したカシノナガキクイムシの幼虫は、翌年の6~8月頃に成虫となり、新たな樹木を求めて、穿孔した穴から飛び出していきます。
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