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富の川越いもは「栗より(九里四里)うまい十三里」と江戸と川越の距離をもじり、古くからその美味しさが伝えられ、今なお味わうことができる上質なさつまいもです。
平成4年に設立した、三芳町川越いも振興会。武蔵野の面影を今に伝える三芳町上富(旧川越藩上富村)の地で、江戸時代から続く平地林の落ち葉堆肥を使った伝統農法によりサツマイモを栽培する29軒の農家で組織されています。
平成27年には、伝統農法と文化を守り続けてきた長年の取り組みや地域貢献、会員相互の努力が認められ、「第54回農林水産祭・むらづくり部門」において天皇杯を受賞しました。
各農家が軒を連ねる「いも街道」には、毎年9月になるとのばり旗が立ち並び、「富の川越いも」を直接農家から買うことができます。どうぞお気軽にお入りいただき、三芳の味力(みりょく)をお楽しみください。
観光産業課/農業振興担当
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