「介護」は育児とは違い、先の見通しが困難なものです。「今だけ介護に専念して、介護が終わったら再就職すればよい」と考えていたのに、10年以上の長期介護になったり、介護のために退職したのに、数週間で介護が終了したりします。
介護離職による経済的影響(経済的基盤の消失・将来の年金受給額の減少等)や社会的影響(所属や役割の消失等)は、介護が終わった後の介護者自身の人生に大きな影を落としてしまいます。
介護に直面してもすぐに「退職」を選択せずに、様々な両立支援制度や介護サービス等の利用を検討し、介護をしながら仕事を続ける方法を探しましょう。
お一人で悩まず、まずはご相談ください。
仕事と介護の両立のための介護サービス等に関する相談は、地域包括支援センターで受け付けています。土曜日も開所していますので、お気軽にご利用ください(相談無料・要予約)。
地域包括支援センター
埼玉県産業労働部の「介護と仕事の両立支援相談窓口」では専門相談員(キャリアコンサルタント)が就労継続に関する相談を受け付けています。ネット相談(24時間受付)も可能です。
介護と仕事の両立支援相談窓口(埼玉版働き方改革ポータルサイト)
健康増進課・健康推進担当
電話:049-258-0019(内線188〜190) / FAX:049-274-1051
メールフォームによるお問い合わせ