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三芳町

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三芳町の予算

令和6年度予算執行方針

令和6年度予算執行方針について、お知らせします。

令和6年度予算執行方針PDFファイル(344KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

令和6年度町の予算についてお知らせします

令和6年度予算総額は、245億7,892万8千円となりました。
(内訳)
一般会計予算額は、149億8,449万4千円
特別会計予算額は、71億5,474万5千円
企業会計予算額は、24億3,968万9千円

 (単位:千円)

会計名 令和6年度 令和5年度 比較 増減率(%)
一般会計 14,984,494 13,503,748 1,480,746 11.0
特別会計 7,154,745 7,829,131 △674,386 △8.6
 国民健康保険特別会計 3,354,233 3,628,279 △274,046 △7.6
 後期高齢者医療特別会計 692,245 1,099,986 △407,741 △37.1
 介護保険特別会計 3,108,267 3,100,866 7,401 0.2
企業会計 2,439,689 2,377,809 61,880 2.6
 水道事業会計 1,434,880 1,424,519 10,361 0.7
 下水道事業会計 1,004,809 953,290 51,519 5.4
合計 24,578,928 23,710,688 868,240 3.7

※水道事業会計・下水道事業会計は、収益的支出と資本的支出の合計です。

一般会計

税金と国、県からの補助金などが主な収入となり、この収入を基に教育・福祉や道路の整備など、町の基本的な行政サービスを行います。

特別会計

国民健康保険税など特定の収入があり、一般会計から切り離して特定の目的の行政サービスを行う会計です。三芳町では上記の特別会計があります。
国民健康保険特別会計は、一人あたりの医療費が増加傾向にあるものの、被保険者数は減少しているため、予算額は対前年度比2億7,404万6千円の減額となりました。
後期高齢者医療特別会計は、年々被保険者数が増加していますが、医療給付費負担金等の予算の一部を一般会計に移管したことにより、予算額は対前年度比4億774万1千円の減額となりました。
介護保険特別会計については、介護保険事業計画の見直しに伴い、対前年度比740万円1千円の増額となっています。

企業会計

特定の事業について、その事業に関わる利用料金などの収入を基に経費に充て、民間企業と同様、独自に採算を行っている予算で、三芳町では水道事業・下水道事業が該当します。
水道事業は、継続的な安定給水のため配水管布設替と受変電設備の更新などを行います。
下水道事業は、排水管布設替と中継ポンプ場の施設の更新などを行います。

令和6年度一般会計予算の概要

町の自主財源である町税は、堅調な傾向にある一方で、今後も「福祉・医療・介護」などの社会保障経費や公共施設の老朽化対策等の将来負担増が見込まれます。
限られた財源の中であっても行政サービスを確保できるよう、既存事業や新規事業等を十分に精査し予算を編成しました。
予算総額は、149億8,449万4千円、対前年度比14億8,074万6千円(11.0%)の増額となっています。
増額の主な要因は、藤久保地域拠点施設の施設整備に係る事業費(約9億2,800万円の増額)、小中学校の体育館への空調整備設置や藤久保中学校校舎東側トイレ改修工事及び藤久保小学校代替校庭整備工事等を行う整備費の増額(約2億6,700万円の増額)、こども医療費の対象年齢の引き上げや障がいがある人や高齢者などの社会保障にかかる費用の増額が主な要因となっています。

一般会計予算書

令和6年度の主な新規事業

事業名 事業概要 担当課
交通政策推進事業
(うち、ノンステップバス導入促進事業費補助金)
三芳町ノンステップバス導入促進事業費補助金交付要綱に基づき、町内の運行路線におけるノンステップバスの導入に対し、路線距離に応じて対象自治体にて按分し、補助する。 政策推進室
「あいサポート推進運動に関する連携協定」締結10周年記念事業  姉妹都市であるマレーシア・ペタリングジャヤ市在住のバティック・アーティストである「Lim Anuar氏」を招待し、今後の三芳町との交流について意見交換を実施する。また、町内施設に氏の作品を作成できるか現場視察を行うほか、共生社会の実現に向け町内及び国内のろう者団体等とも交流を図る。

秘書広報室
文化・スポーツ推進課
福祉課
 

子ども家庭総合支援事業
(うち、こども家庭センター)
母子保健機能(子育て世代包括支援センター)や児童福祉機能(子ども家庭総合支援拠点)において実施している相談支援等の取組に加え、新たに支援を要する子ども・妊産婦等へのサポートプランの作成や多様な家庭環境等に関する支援体制の充実・強化を図るための地域資源の開拓を担うことで更なる支援の充実・強化を図る。 こども支援課

緑地保全事業
(うち、平地林再生事業) 

町内の平地林について、平地林としての姿を維持することができるよう、面的な伐採による萌芽更新及び町による維持管理を継続させる。 環境課
観光推進事業
(うち、三芳町観光PR事業 )
世界農業遺産、ガーデンツーリズム認定を受けて、マイクロツーリズムとして定期的な観光事業(バスツアーやウォーキング事業等)を旅行会社を通して広く募集実施することで、地域の活性化を図る。 観光産業課
小学校運営
(うち、三芳町立小学校水泳指導業務委託 )

町立小学校における水泳指導を民間事業者に委託し、学齢の低いうちにより質の高い専門的な指導を受けることで、基本的な泳力を身に付けることを目指す。(令和6年度は小学校2校で実施予定)

学校教育課

 

一般会計歳入

 

 

上記のグラフは、収入(歳入)の割合をあらわしています。
歳入でもっとも多いのは、町税で、みなさまに納めていただいている税金が全体の51.0%を占めています。
町税が歳入の半分以上を占めているということは、自主財源が多い町であるということがいえますが、景気の悪化等により町税が落ち込んだ場合には、その影響を大きく受けることになります。
今年度においては、自主財源の減が見込まれておりますが、昨年までと同様に財政調整基金(町の貯金)を取り崩して収入不足を補っています。

自主財源

自主的に収入できる財源で、金額が大きい順に町税、繰入金、諸収入、分担金及び負担金、寄附金、その他のうち使用料及び手数料と財産収入が該当します。

依存財源

国や県の決定により交付される財源で、金額が大きい順に国庫支出金、町債、地方消費税交付金、県支出金、その他のうち地方譲与税などの各種交付金が該当します。

町民一人あたりの町の収入(令和6年2月末の人口37,396人で計算)

(単位:円)

合計 町税

国庫支出金

町債 地方消費税交付金 県支出金 繰入金 諸収入 繰越金 分担金及び負担金 寄附金 その他
400,698 204,159 50,652 35,878 25,473 23,461 17,868 17,581 5,348 2,353 1,361 16,562

※端数処理により合計と内訳が一致しない場合があります。

前年度比較

(単位:千円)

区分

本年度予算額

A

前年度予算額

B

比較

(A-B)

対前年度

増減率(%)

Aの構成比

(%)

町税 7,634,728 7,564,001 70,727 0.9 51.0
国庫支出金 1,894,190 1,439,214 454,976 31.6 12.6
町債

1,341,700

674,600

667,100 98.9 9.0
地方消費税交付金 952,600 999,600 △47,000 △4.7 6.4
県支出金 877,365 890,445 △13,080 △1.5 5.9
繰入金 668,191 498,227 169,964 34.1 4.5
諸収入 657,460 436,018 221,442 50.8 4.4
繰越金 200,000 200,000 0 0.0 1.3
分担金及び負担金 88,004 89,444 △1,440 △1.6 0.6
寄附金 50,912 300,912 △250,000 △83.1 0.3
その他 619,344 411,287 208,057 50.6 4.0
合計 14,984,494 13,503,748 1,480,746 11.0 100.0

(単位:千円)

町税

町民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ税、都市計画税

国庫・県支出金

特定の目的を持った費用に充てるために、国、県が町に支出する補助金など

町債

公共施設の整備などのための借金

地方消費税交付金

地方消費税として消費税ともに徴収し、10%のうち2.2%が県の税収となりその一部が市町村に交付されます。

繰入金

基金(町の貯金)の取り崩し収入

寄附

ふるさと納税や緑化推進寄付金など

繰越金

前年度決算の剰余金(収入が支出を上回った分の差額)

分担金及び負担金

各福祉サービスの受益者が負担するお金など

諸収入

他の収入に含まれない収入をまとめたもので、小中学校の給食費、資源物売却代金や広告収入など

その他

地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、法人事業税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金、地方交付税、交通安全対策特別交付金、使用料及び手数料、財産収入

一般会計歳出(目的別)

上記のグラフは、支出(歳出)の目的別割合をあらわしています。
歳出でもっとも多いのは民生費で障がい者福祉、高齢者福祉や保育などの児童福祉に使われるお金です。
これらの社会保障経費等は、少子高齢化などに伴い今後も増加していく傾向にあります。
2番目が総務費で、庁舎の管理など町の全般的な経費、集会所の維持管理や防災のための経費、選挙のための経費が計上されます。
3番目が幼稚園や小中学校、生涯学習などにかかる教育費、4番目が道路や公園などの整備のための土木費です。

町民一人に使われている町のお金(令和6年2月末の人口37,396人で計算)

(単位:円)

合計 民生費 総務費 教育費 土木費 公債費 衛生費 消防費 その他
400,698 136,212 84,200 50,715 36,815 36,149 23,911 18,522 14,173

※端数処理により合計と内訳が一致しない場合があります。

前年度比較

(単位:千円)

区分

本年度予算額 

A

前年度予算額

B

比較

(A-B) 

対前年度

増減額(%)

Aの構成比

(%)

民生費 5,093,794 4,731,694 362,100 7.7 34.0
総務費 3,148,741 2,248,532 900,209 40.0 21.0
教育費 1,896,545 1,561,286 335,259 21.5 12.7
土木費 1,376,743 1,227,626 149,117 12.1 9.2
公債費 1,351,832 1,419,837 △68,005 △4.8 9.0
衛生費 894,178 905,504 △11,326 △1.3 6.0
消防費 692,664 690,872 1,792 0.3 4.6
その他 529,997 718,397 △188,400 △26.2 3.5
合計 14,984,494 13,503,748 1,480,746 11.0 100.0

(単位:千円)

公債費

町の借金を返済する経費

衛生費

特定検診や予防接種、ごみ処理や環境対策などに使うお金

消防費

消防・救急業務、消防団などに使うお金

その他

議会費、労働費、農林水産業費、商工費、諸支出金、予備費

一般会計歳出(性質別)

上記のグラフは、支出(歳出)の性質別割合をあらわしています。
歳出でもっとも多いのは扶助費で、各種法令(生活保護法、児童福祉法、老人福祉法など)に基づく社会保障に使われるお金です。全体の18.7%を占めています。
2番目が人件費で、職員の給料、手当などに使われるお金です。全体の18.6%を占めています。
3番目が物件費で公共施設の修繕費などの維持管理費、イベント等に伴う会場設置などの委託費用などで15.4%を占めています。

町民一人に使われている町のお金(令和6年2月末の人口37,396人で計算)

(単位:円)

合計 扶助費 人件費 物件費

普通建設事業費

補助費等 公債費 繰出金 その他
400,698 74,984 74,346

61,656

61,457 48,010 36,149 34,966 9,130

※端数処理により合計と内訳が一致しない場合があります。

前年度比較

(単位:千円)

区分

本年度予算額

A

前年度予算額

B

比較

(A-B)

対前年度

増減率(%)

Aの構成比

(%)

扶助費 2,804,116 2,517,353 286,763 11.4 18.7
人件費 2,780,243 2,631,305 148,938 5.7 18.6
物件費 2,306,253 2,307,707 △1,454 △0.1 15.4
普通建設事業費 2,297,680 983,721 1,313,959 133.6 15.3
補助費等 1,795,381 1,829,136 △33,755 △1.8 12.0
公債費 1,351,832 1,419,837 △68,005 △4.8 9.0
繰出金 1,307,579 1,294,081 13,498 1.0 8.7
その他 341,410 520,608 △179,198 △34.4 2.3
合計 14,984,494 13,503,748 1,480,746 11.0 100.0

(単位:千円)

普通建設事業費

道路・下水道などの都市基盤や学校・集会所などの公共施設の整備に使うお金

補助費等

各種団体への補助金や三芳町・ふじみ野市・富士見市と共同で行う行政サービス(消防業務など)に伴う組合への負担金などのお金

公債費

町の借金(町債)を返済するお金

繰出金

国民健康保険特別会計などの町の特別会計に対して支出するお金

その他は

維持補修費、積立金、貸付金、予備費

三芳町の予算を「家計」にたとえてみると・・・

三芳町の1年間の収入と支出を家計簿にあてはめてみましょう。

町の財政と家計では、仕組みの違いにより単純に比較できないところもありますが、令和6年度の一般会計予算を年収500万円の家庭にあてはめてみました。

収入 支出
給料 306万円

食費

(人件費)

93万円
      

うち、基本給

町税(町税・固定資産税など)

255万円

医療費

(扶助費)

94万円

うち、諸手当

(地方消費税交付金など)

51万円

ローンの返済

(公債費)

45万円

その他収入

(使用料・手数料・負担金など)

35万円

光熱水費などの雑費

(物件費・補助費等)

137万円

親からの仕送り

(国・県支出金)

92万円

自宅や車の修理代

(維持補修費)

3万円

貯金の取り崩し

(繰入金)

22万円

子どもへの仕送り

(繰出金)

43万円

住宅資金等借入

(町債)

45万円

自宅の増改築費

(普通建設事業費)

76万円
 

友人などに貸すお金・貯金等

(貸付金・積立金・予備費など)

9万円
合計 500万円 合計 500万円

上記の家計簿から、収入においての給料やその他の収入は、家族で稼いだ収入といえます。一方、支出においての食費・医療費・ローンの返済は、義務的経費といわれ、これが多いということは家計にあまり余裕がないことになります。三芳町の場合、義務的経費が収入の約46%を占めています。また、家族で稼げる収入は支出の約61%のため、他の支出を補うために預金の取り崩しや借金に頼っているのが現状です。

町の貯金(基金)の状況についてお知らせします

町では、多額のお金を必要とする事業の実施や災害などの緊急時のために貯金をしています。
この貯金は基金といい、町の財政運営の安定化を図るためや特定の目的のためにお金を積み立てています。
財政調整基金は、予算の歳入不足などに使用することもできますが、その他の基金は、それぞれの目的のためでなければ使用することができないことになっています。

一般会計基金(令和6年度末見込)
基金名 目的 積立残高 町民一人あたり積立残高
財政調整基金 災害などの緊急時や予算作成時の財源不足分の調整のため 1,856,731千円 49,951円
地域福祉基金 在宅福祉の推進等、地域保健福祉活動の振興のため 100,252千円 2,681円
緑ぬくもり基金 緑の保全及びぬくもりのあるまちづくり推進のため 7,217千円 193円
高齢者福祉基金 高齢者の福祉の充実に資するため 100,455千円 2,686円
まちづくり寄附基金 三芳町を応援するためにまちづくり寄附(ふるさと納税)をした方等の思いを反映したまちづくりのため 76,705千円 2051円
公共施設マネジメント基金 公共施設の計画的な維持管理・更新のため 1,730,031千円 46,262円
合計 3,871,391千円 103,524円

※町民一人あたり積立残高は、令和6年2月末の人口37,396人で計算しました。

町の借金(町債)の状況についてお知らせします

町が公共施設を整備したり道路修繕などの大きな事業を行う場合、一時に多額の資金が必要となり、単年度ではなかなか確保できません。また、将来にわたって効果を生じる施設などの建設費は世代間の受益者負担の公平化を図る必要があります。
このような事業の資金は、長期借入によって確保しています。この借入金が町債で、町の借金ということになります。

一般会計町債(令和6年度末見込)
目的名 目的 借入残高 町民一人あたり借入残高
総務債 庁舎や集会所などの整備・改修などのため 980,512千円 26,220円
民生債 保育所などの整備・改修などのため 342,494千円 9,159円
衛生費 ごみ処理施設などの整備・改修などのため 1,901,877千円 50,858円
土木債 公園・道路等の整備・改修などのため 4,670,314千円 124,888円
消防債 消火栓設置などのため 3,103千円 83円
教育債 小・中学校建設・改修などのため 1,769,360千円 47,314円
特例地方債 財源不足等のための特例的な借入 779,431千円 20,843円
合計 10,447,091千円 279,364円

※町民一人あたり借入残高は、令和6年2月末の人口37,396人で計算しました。

 

お問い合わせ先

財政デジタル推進課・財政担当
電話:049-258-0019(内線:414・415) / FAX:049-274-1055
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