協働のまちづくりネットワークが発足され、各分野グループのモデル事業の活動が本格的にスタートしました。また、まちづくりネットの一層の広がりをめざして、町協働推進本部との共催により、シンポジウム、情報交換会が開催されました。各モデル事業の状況報告やそれぞれ違った視点による意見交換などが行われ、お互いのグループを知る良い機会となりました。
表題 | グループ名 | 活動日時 |
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協働のまちづくりネットワーク設立のつどい | 平成20年9月28日 | |
まずは通学路点検 | 都市安全 | 平成20年11月12日〜 |
さといも収穫体験ツアー | 産業観光 | 平成20年12月5日 |
「なごみサロン」に参加してきました | 健康福祉 | 平成21年1月8日 |
公園・雑木林の見て歩き調査をしました | みどり環境 | 平成21年1月12日 |
野菜直売所等の町内農家訪問調査しました | 産業観光 | 平成21年2月14日 |
協働のまちづくりシンポジウムを開催しました | 平成21年3月8日 | |
ふたつのモデル事業がスタートしました |
健康福祉
産業観光 |
平成21年4月16日
平成21年4月25日 |
まちづくりネット情報交換会を開催しました | 平成21年9月27日 | |
三芳の野菜をアピール | 産業観光 | 平成21年11月8日 |
みよしグリーンサポート隊が発足しました | みどり環境 | 平成21年11月15日 |
平成21年11月15日(日曜日)にみどり環境グループを母体とした「みよしグリーンサポート隊」が発足するとともに、活動がスタートしました。今回の活動は地権者の方にご協力いただき、総合グラウンド東側の雑木林(2,800平方メートル)にて灌木類除伐・下草刈りが行われ、ご近所の緑ヶ丘住宅の皆さんやダイダン株式会社をはじめ、約60名の方が参加いたしました。
幸い天候にも恵まれ、気持のいい汗をかきながらの作業の中、見る見るうちに雑木林が変化していき、大きな達成感を手にすることができました。
産業観光グループでは、平成21年11月8日(日曜日)の産業祭にて、三芳のおいもを使ったケーキなどを販売するとともに、グループの活動を紹介したしました。
里芋の前では、皆さんが足を止め、スーパーで売られている形からは想像がつかないような収穫された際の大きなかたまりに驚かれた方もいらっしゃいました。
また、平成21年11月13日(金曜日)には、文化会館で開催された人権フェスティバルに出店し、町外からの来訪者へ、三芳産の野菜をアピールいたしました。次回のみよしっ子野菜市は11月28日(土曜日)藤久保公民館前のみらい広場で開催を予定しております。皆様のご来訪をお待ちしております。
平成21年9月27日にまちづくりネット情報交換会が開催されました。各分野グループが取り組むモデル事業の状況報告やそれぞれ違った視点による意見交換などが行われ、お互いのグループを知る良い機会となりました。
また、会員間の交流の場ともなり、今後の活動中でグループを越えた連携がより一層生まれてくることが期待できる有意義な時間となりました。
健康福祉グループでは、高齢者の居場所づくりに取り組んでいます。高齢者なら、「誰でも」「気軽に」「楽しく」「無理なく」参加できる、地域の小さなサロンを町内各地に広げていきたいと検討を重ね、ようやく第一号として藤久保5区集会所を会場にオープンできました。
今後、地域の担い手を募り、毎月開催できるよう、また、地道に継続できるようにと検討していきます。
次回の開催予定は、5月30日(土曜日)13:30〜藤久保5区集会所です。
「顔のみえる三芳野菜を」「農家と消費者の交流を」と企画検討を重ねた野菜市が、藤久保公民館前のみらい広場を会場にスタートしました。多くの農家の方に快くご協力いただき、また、当日は悪天候にもかかわらず、たくさんのお客様で賑わいました。お蔭様でたくさんの野菜があっという間に完売。少しずつ余裕がでてきたら、農家と消費者の交流や地場野菜のおいしい調理法などの仕掛けも企画していきたいと考えています。
次回の開催予定は、5月23日(土曜日)10:00〜売り切れまで みらい広場です。
協働について地域の皆さんと共に学び、まちづくりネットの一層の広がりをめざして、町協働推進本部との共催により、シンポジウムを開催しました。約100名の方に参加いただき、実践豊富な庄嶋講師の講演や分野代表によるパネルトークを通して、地域の皆さんのまちづくり参加のきっかけづくりやまちづくりネット各分野グループの情報交換、また、各職員の研修の機会にもなり、充実した公開学習会となりました。
シンポジウムをきっかけに、まちづくりネットのご加入いただいた方、モデル事業に協力するよと申し出ていただいた方もいらっしゃいました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
まちづくりネット
山本運営委員長あいさつ
町協働推進本部長
鈴木町長あいさつ
「きょうどうは、むかし"共同"、いま"協働"」
〜住民、大学、企業、行政、その"違い"が地域の力〜
講師 庄嶋孝広氏(市民社会パートナーズ代表)
<講演の概要>
「何気ない一歩が町を変える」
コーディネーター: 駒崎久明 運営委員(淑徳大学准教授)
パネリスト :
健康福祉グループ 柄澤代表
みどり環境グループ 海老根代表
都市安全グループ 渋谷代表
産業観光グループ 井田代表
教育文化グループ 笛木代表
総合政策室 鷹野室長(協働本部事務局)
コメンテーター :庄嶋孝広氏
駒崎コーディネーター(淑徳大)
産業観光グループでは「三芳の顔づくり」「農家と消費者の交流」「顔の見える野菜」をめざしてモデル事業の企画を検討しています。このたび、生産者の状況を知るため、町内の農家や直売所を20件ほど、2班に分かれて回りました。
皆さん協力的で「応援するよ」と励ましてくれました。今後は、これをきっかけにして「みよしっ子野菜市」の具体化に向け、野菜を提供してくれる農家のネットワークを広げていこうと考えています。
みどり環境グループでは、「自然を活かした公園づくり」「雑木林の活用と環境教育」「ごみ減量」をテーマに取り組んでいます。
今回の見て歩き調査は、公園については、遊具・トイレ等の安全性や樹木・植栽の状況、清掃管理などを中心に、雑木林については、町内分布や手入れ・活用の状況を中心に、18箇所を回り、一人ひとりの目と足で確認して評価しあいました。
今後は、この経験をもとに、北永井の先行事例もあるように、住民の手による里山管理が広がっていくよう、地権者や地元自治会との関係づくりなど、有効な方策を行政とともに考え、自らも率先して汗を流していきたいと考えています。また、町内の公園が地域に活用される魅力ある公園となるよう検討し、住民にできることを実践しながら提案していきたいと考えています。
そのほかグループでは、地球温暖化防止やごみの減量に向けて、買い物袋(マイバッグ)持参の促進を検討したり、エコライフデイへの参加を行っています。
雑木林の見て歩き調査
公園見て歩き調査
健康福祉グループでは「高齢者の居場所づくり」としてサロンの開設に向け検討を進めています。このサロンは、高齢者なら誰でも、気軽に、楽しく、無理なく参加することができるものを目指しています。そこで、この計画を現実的なものとするため、すでに町内で活動している傾聴ボランティアグループ「なごみ」の「なごみサロン」に参加してきました。
雑談風景雑談風景
囲碁、将棋のセット
なごみサロンは、三芳町社会福祉協議会ボランティアセンターに登録されている傾聴ボランティアグループ「なごみ」により開催されています。活動は2か月に1度、藤久保地域にて行われ、会費100円でお茶を飲みながら談笑の時間、ネイルサロン、囲碁、将棋、またハーモニカの演奏や合唱なども楽しんでいます。開催時間中は、自由に出入りし、気ままな時間を過ごすことができるサロンです。(次回は3月に開催予定)
今回の「なごみサロン」への参加では、とても楽しいひと時を過ごすとともに、サロン開催のヒントをたくさんいただきました。「なごみ」の皆さん、誠にありがとうございました。
今後、健康福祉グループではアクションプランのモデル事業として、「ふれあいサロン藤久保5区」の開設に向け、検討を進めていきます。
産業観光グループ(代表井田)では、モデル事業「農産物の規格外品の販売」を目指し、「ルールづくり」と「広報担当」二つのワーキンググループを設置して、事業内容の検討に入っています。しかし、この事業を実施していくためには、まだまだ多くのボランティアの皆さんの力が必要となることがわかってきました。
そこで、今後の担い手の発掘を第一の目的として、「さといも収穫体験ツアー」を実施しました。地元の農家の皆さんと作業を通して交流し、三芳のお宝を発見する機会にするとともに、これが当グループの重要テーマ「三芳の顔になるブランドづくり」に繋がれば最高です。
まず機械で芋を掘り上げる
参加者は、12名(一般参加6名!)。想像以上に大きいサトイモに汗をかきながら、約2時間かけ軽トラ2台分を掘りあげました。庭で食べた、井田さんのお母さんと奥様の手作りのトン汁と持参のおにぎりのおいしかったこと。今回は初めての企画で参加者も限られた範囲でしたが、今後協働のまちづくりネットを広げていくために、新たな企画を考えていく必要があると感じました(ワーキンググループ報告より)。
イモについた泥をよく落とす
(横山)井田さんの屋敷を囲むケヤキの枯葉が無数に舞う「枯葉雨」の中、来年のさといもの種芋堀(たねいもほり)をした。小芋がたくさんついている固まりの土落としが重要な作業。10キロを越す親芋から、小芋が落ちるとそこから腐るという忠告に従い、慎重に作業しても芋は落ちる。作業の大変さに悲鳴が出るも、黙々と2時間の仕事をこなした。終了後はトン汁と持参のおにぎりで交流会。初めての企画だが今後も他の農家とも交流が広がれば、販売所設置への足がかりになるのではないかと感じたツアーだった。
おみやげの大根。里芋はもちろん。人参もいただきました
(谷口)初めての体験で珍しく楽しい作業だった。しかし、仕事として2・3人でこれをこなすのは相当な忍耐が必要と感じた。また、何事も経験してみなければ、物事は理解できないことを改めて思い知らされた。清らかな自然環境の中での、トン汁もおいしく思い出に残る1日だった。
労働のあとのトン汁。やめられません
(宮沢)種芋のほかに畝(うね)に残るさといもの茎(霜でやわらかくなっている)を切る作業があり、二人で3畝やったが、簡単でも単純作業で腰が痛くなった。農家には知らない仕事がたくさんあることを知り、規格外だろうがただ買えればよいというのは傲慢かと思った。三芳の農業や落ち葉掃きなどを体験することで、地元野菜への愛情が深くなる気がした。それにしても井田さんの銀杏の木は美しい。子どもたちの写生会などできないかと考えながら作業した1日だった。参加協力してくださった皆様に感謝。
雨の中の通学路点検(11月12日)
都市安全グループ(代表渋谷)は、協働モデル事業として選定した「安全・安心マップの作成」の準備作業として、藤久保小学校の通学路を中心とした安全点検を実施しました。藤久保小学校の校長先生、区長さん、スクールガードの皆さん、保護者の皆さん、ご協力をありがとうございました。今後は、これらの成果をもとに、地域の皆さんの情報やご意見を伺いながら、より実効性のあるマップづくりを目指していきますので、今後ともよろしくお願いします。
日時 | 内容 | 備考 |
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平成20年11月12日(水曜日) |
通学路点検
藤久保小学校区 藤久保3区・6区 |
歩道・道路幅員・見通し等確認 |
平成20年12月3日(水曜日) |
通学路点検
藤久保小学校区 藤久保2区・5区 |
歩道・道路幅員・見通し等確認 |
平成20年12月10日(水曜日) |
通学路点検
藤久保小学校区全域 |
それぞれの区域で確認した内容をチェック |
スクールガードの皆さんと顔合わせ
(藤久保小学校)
持ち寄った情報をもとに意見交換(藤久保公民館)
住民主体のまちづくり組織「三芳町協働のまちづくりネットワーク(まちづくりネット)」の設立のつどいが、9月28日(日曜日)午後2時から、三芳町役場庁舎にて開催されました。当日は、約70名の公募住民がつどい、町長ほか町職員も参加する中、規約の確認や運営委員の選任をはじめ、行政とのパートナーシップによる魅力あるまちづくりの実践に向けて、5つの分野ごとにモデル事業などの「協働アクションプラン」のプレゼンテーションが行われました。以下その概要を報告します。
開会のあいさつをする三芳町長
まちづくりネットは、平成19年9月に住民30名により準備会として発足し、12回の会議を経て、住民、団体、企業等町内で活動する者がまちづくり活動にだれでも自由かつ積極的に参加できるよう、組織体制の整備や今後町と連携して実施していく「協働事業原案」について、地域の皆さんとともに実施したまちづくりワークショップ等をふまえながら、準備してきました。
あいさつで発足までの経過を説明する山本座長
まちづくりネットの趣旨に賛同し参加を表明した住民・団体と準備会住民及び三芳町長をはじめとした町の協働推進本部職員により、まちづくりネットの活動方針及び規約を確認するとともに、運営委員を選出しました。
健康福祉・みどり環境・都市安全・産業観光・教育文化の5つの分野グループの準備委員による協働事業(協働アクションプラン)のプレゼンテーションを実施しました。
今後は、ネットワークの5つの分野グループが、町の協働推進本部や既存のまちづくり活動と連携しながら、協働モデル事業を企画・運営・実施し、各事業分野に関心のある住民を更に巻き込みながら、住民主体のまちづくりを推進していきます。
自治安心課/自治協働・防犯担当
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