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三芳町

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第8回 町長の企業訪問 (平成20年8月6日訪問)

株式会社 細川洋行 埼玉三芳工場 編

経営ビジョン

~軟包装技術をベースに、パッケージの未来を担うオリジナル商品を提供し続けて、社員が誇りと喜びに満ちて働く、世界が認める企業になることを目指す~

株式会社 細川洋行 【製造業】

住所 〒354-0044
埼玉県入間郡三芳町大字北永井637

株式会社 細川洋行

電話 049-258-1781
FAX 049-258-4489
創立 昭和24年4月(創業:昭和8年)
主要生産品目 各種軟包装材の製造・販売、プラスチック成型品の製造・販売、包装機械の販売、その他包装システムの企画開発

第8回目は、株式会社細川洋行三芳工場を訪問しましたので、その内容につきましてお知らせいたします。
当日は、埼玉三芳工場生産事業部長の松長さん、生産事業部埼玉三芳工場製造部長の西川さん、製造部製造三課部長代理の石居さん、管理部生産管理課部長代理の岡本さんが出席をされました。
松長部長からご挨拶をいただいた後、続いて会社概要について、説明をいただきました。その後、製造工程を視察後、懇談会で意見交換をさせていただきました。

会社の沿革は、昭和8年細川栄次郎氏により「セロファン卸売業」として「細川洋行」を創業したのが始まりで、昭和23年下谷区二長町1番地に工場 を建設され、翌年株式会社細川洋行を法人組織として登記、本社営業所を千代田区神田松富町1番地とし、この日を創業日としたとのことでした。
昭和26年に東京セロファン印刷株式会社を分離し、昭和27年に法人組織として登記。昭和37年に、製版工場を江古田から埼玉県新座市に移転、翌年有限会社 洋和商事を設立、昭和39年に有限会社洋和商事により、三芳町(当時は三芳村)に工場建設を目的とした現在地の土地二千坪を取得。昭和46年に東京セロファン印刷株式会社と有限会社洋和商事が合併して、東京セロファン印刷株式会社となり、西落合から三芳町へ移転されました。昭和54年には三芳第二工場が 完成、翌55年に東京パックに初出展、昭和61年には三芳工場が軟包装衛生協議会認定工場となったとのことでした。
平成7年にはアメリカ・デュポン社の「デュポンアワードダイヤモンドトロフィー賞」を受賞、平成13年には同じく「デュポンアワード非食料品部門金賞」を受賞、平成15年に 「ISO9001(品質マネジメントシステム)」、平成18年に「ISO14001(環境マネジメントシステム)」をそれぞれ取得されました。
平成20年の売上高は200億円を越え、本年の決算でも250億円を超え、業績は順調に推移しているとのことでした。

独創的なオリジナル包材の数々
独創的なオリジナル包材の数々

製品は、森永製菓株式会社「ウインダーインゼリー」、株式会社ロッテ「クーリッシュ」、明治製菓株式会社「カール」、森永乳業株式会社「アロエ ヨーグルト」、大塚製薬株式会社「SOYJOY」、丸美屋食品工業株式会社「のりたま&バラエティ」等々、独創的なアイディアを活かしたオリジナル包材(パッケージ)として、国内外の数多くの商品に採用されているとのことでした。
どこのご家庭でも見かけるこれらの商品は、町内の工場で製品となったパッケージが使われており、一部商品のパッケージの裏側にはロゴマーク・パテント表示がされているとのことでした。

 

工場内を視察させていただいた感想としては、社員の皆さんがとてもキビキビと働かれており、食品の包材を出荷しているということもあり、衛生面にも相当のご努力をされていることを伺い知ることができました。

本年創業60周年を迎えるにあたり、山田代表取締役社長のご挨拶文が会社案内に掲載されておりましたので、その一部を抜粋させていただきます。
「創業60周年を迎えて、我々は初心に戻り創業者の細川武夫オーナーの夢をかなえるため、絶えず他社にない開発品を創り出し、それを進化させ全世界に送り出せ る努力をし続ける精神を失わず、絶えず大きな視野に向かって挑戦していきましょう。その会社の実力はその会社の社員のレベルを見ればわかると言われる通り、一人ひとりが努力をし、全世界の軟包装業界の頂点に立てるような夢に挑戦していきましょう」とありました。
これらの言葉は、我々地方自治体 の職員としても十分参考になる言葉でもあります。役場の評価は、一人ひとりの職員の行動によるものであり、住民の皆様との窓口・電話応対に始まり、日常業務全てに至るまで、初心を忘れることなく励むことが大切であると改めて感じた一日でありました。

 

お問い合わせ先

観光産業課/商工観光担当
電話:049-258-0019(内線:214・215) / FAX:049-274-1013
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